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「新江ノ島水族館」に行ってまいりました。

投稿日2022/5/17

本日、中学部合同で、「新江ノ島水族館」へ遠足に行ってまいりました。

相模湾周辺の生き物の生態を知り、相模湾は生物多様性に富んだ地域であるということの理解を目的としました。

まず、相模湾と周辺環境を見ることで、浅海から深海までの生物を一気に観察できました。これは、丹沢山地から相模湾のトラフにかけた急峻な地形によりなされるものです。次に相模湾大水槽で多くの海の生き物を見ました。その後の、JAMSTEC(海洋研究開発機構)との共同研究で清海環境の再現や「サツマハオリムシ」や「グソクムシ」等の飼育の展示も興味深いものでした。そこから「クラゲファンタジーホール」や「クラゲサイエンス」のような「新江ノ島水族館」のメイン展示を見学しました。クラゲの種類は多くありその形態や漂い方の違いは目を見張るものがありました。その後、相模湾から上陸した環境を再現した「カワウソ」「カピバラ」「ウミガメ」等の展示コーナーで心が安らぐ生き物たちを見ることができました。さらに、「イルカショースタジアム」のショーを楽しみました。

今回、生徒たちは特に、深海に関心があるように思えました。深海の環境再現の観察のみならず、「リュウグウノツカイ」「ラブカ」「ミツクリザメ」等の標本を熱心に観察していました。さらに「しんかい2000」の内容公開や海底で見られる「枕状溶岩」の確認もしていました。私達が生活している逗子の陸域からそう遠く離れていない地点で、このような生き物が観察でき、その観察に科学技術を集めた調査船を用いることで、深海の謎を解き明かそうとしていることが、遠足によって確認することができました。

今回の遠足によって、科学的見地を持つこと、身近に生物多様性が高い地域があること、そして深海には謎が残されておりそれを究明するのが今日の課題であると確認することができました。    

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