コロナ禍の最中からスタートした2020年度も、いよいよ折り返し地点となりました。
聖和学院の生徒たちは感染症対策を充分にしながら、毎日楽しく学習・探究活動に取り組んでいます。
さまざまな学びや気づきを得た生徒は、自身の成長をどのように感じ、また後期への目標を考えているのでしょうか。
終業式にスピーチをした中学生のメッセージを、そのままご紹介いたします!
【1年生】
私たちは4月からZOOMで、6月からは教室でクラスの仲を深め、聖和学院の生徒として一歩ずつ前進してまいりました。コロナ禍においてどのような学びを深めることができたか、まず生活面からふりかえります。
生活面でよかったところは、自らすすんで挨拶できるようになったことで、互いに信頼関係を築けたところです。課題は、移動教室の際にも授業開始前にすべての準備を整えて着席することです。学習面でよかったところは、初めてのZOOMでも、わからないことがあったときに教え合うことができたところです。全員がより集中し、自信をもって発言できるようになるとさらによいと思います。
これらのふりかえりをふまえ、後期はより互いに助け合えるクラスに成長するため、行動目標を考えました。まず生活面では、委員会や部活動が本格的に始まるので、自ら率先して自分自身の役割を果たし、よりクラスの団結力を高めていきます。次に学習面では、さまざまな人が発言することで、クラス全員と先生で一緒に授業を創っていきたいです。クラス全員で力を合わせて、互いに高め合いながら目標を達成できるよう努力します。
入学から半年間、日々の学院生活を通して 先輩方から多くのことを学んでまいりました。私たちも先輩方のように美しくふるまうことのできる女性に成長したいです。後期も、よろしくお願いいたします!
【2年生】
私たちは前期の間、春から学校生活が送れず、様々な問題を抱えながらの生活をしました。ですが、その中だからこそ成長した場面もありました。
例えば、ひとりひとり考え、意見を持って行動できるようになりました。
具体的にはテスト対策や授業の復習などを自ら取り組むようになり、クラスメイト同士で助け合うようになりました。少しずつですが、着実に成長していると思いました。
私たち二年生は中学校生活の半分を終えました。とてもあっという間でした。ですが、ぼーっとしていると残りの時間も過ぎてしまい、残りの半分を有意義に過ごすためにはどうすればいいか2つ考えました。それを皆さんに発表させていただきたいと思います。まず1つ、成果として残るものに取り組むこと。例えば英語は英単語を覚えれば覚えるほど問題が解けるようになります。そこで「あ、私成長してる!」と実感することで達成感を味わうことができ、モチベーションのアップにも繋がります。
2つ目コミュニケーションを取ること。私は学校での毎日を過ごしていく中で、クラスメイト達と会話が盛り上がった日は特に楽しかったなぁと思います。皆さんもそうなのではないでしょうか。1日を笑って過ごすことで大きな満足感を得ることができます。この2つのことを心掛け、私たちは後期の学校生活を送っていきたいと思います。
【3年生】
中学最高学年として、後輩の鏡となれるように努力をしてまいりました。コロナという新しい生活様式が求められる中、一生懸命に過ごした前期をふりかえります!
まず学習面では、ZOOMを使うことでコロナ禍でも学びを深めることができました。具体的には、ディスカッション形式で授業を行ったり、コロナについて理解を深めたりすることで、全員が率先して発言できました。しかし、慣れない部分がストレスとなることもありました。そこで、終礼などで一日のふりかえりを先生やクラスメイトと共有し、解決していきました。また中学3年生ということもあり、進路についても細かく、深く話し合うことができました。
生活面では、外に出られず家にいることが多くなったコロナ禍で、家事の手伝いや学習にも時間を費やすことができました。また、クラスメイトとも会えない日々が続いたため、電話などで会話することで普段と同じように過ごすことができました。
次に後期の目標ですが、きちんとクラスで話し合い、目標に沿った生活を意識していきたいと考えています。この学年とこのクラスでいられる約半年を充実したものにできるよう、学級委員をはじめ、全員で一日いちにちを創り上げていきたいです。