2020年度から小学校で必修化されることで注目されるプログラミングですが、本学院でもICT教育・STEAM教育の一環としてプログラミングを実施する運びとなりました。
STEAMとは、STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた言葉です。
STEAM教育が注目されている背景には、テクノロジーの進展があります。 具体的には、AIやIoTなどの科学技術の発達やスマホ・タブレットといった端末の進化などが挙げられます。それによって社会は急速に変化し、社会に必要とされる人材も変化しています。
と同時に、プログラミングと英語は非常に親和性が高く、プログラミング言語も英語が使われる場合がほとんどです。
聖和学院では、英語教育の強みを活かし、21世紀に活躍する人材の育成を期待し、「英語プログラミング入試」を導入いたしました。
現在、中学1年生はネイティブ教員によるプログラミングの授業を通して、ICTスキル・論理的思考力・チームビルディング・プレゼンテーションスキル等、21世紀型スキルを伸ばすカリキュラムを実施。生徒たちは、一人1台のiPadで自由な発想・表現・アイディアを発揮しています。
聖和学院は「英語プログラミング入試」で未来に羽ばたく皆さんをお待ちしています。
※日程は追ってお知らせいたします。
―「読解力・思考力・表現力」と「前向き力・対話力」を評価します ―
試験内容:ビブリオバトル20分(5分 発表+2分 ディスカッション)/ ふりかえり感想文40分
【公式HP:http://www.bibliobattle.jp/】
聖和学院では英語スピーチコンテスト、大学教員によるITを活用した英語4技能を育成する授業、ビブリオバトル、プレゼンテーションコンテストなど、毎日の学院生活のなかで楽しみながら「読解力・思考力・表現力」を育む取り組みを展開しています。とくにビブリオバトルでは、2015年 中学関東大会 準優勝、2016年 高校関東甲信越大会Bブロック 優勝・全国大会 出場などの実績があります。
さらにこのたびのコロナ禍において、オンライン探究活動、地域の防災・減災プロジェクトをはじめ多くの活動の中で、物事を前向きに捉える力や多様な立場の方と対話する力を実践的に養ってまいりました。
入試形式においても これらの教育目標をより確実に達成するため、2021年よりビブリオバトル入試を導入いたします。
皆さまの感性と表現力、そして熱意を最大限に発揮していただきたく存じます。ぜひ挑戦してください!
英語教育と同時に、母語である国語の授業を通して「読解力・思考力・表現力」の養成に努めております。そのために 中等部国語科の授業では、1年次より「文章読解」とは別に「文法・表現」のカリキュラムを週に2コマ実施し、スピーチやプレゼンテーションの力を育んでおります。これは30年にわたって継続的に力を注いできた取り組みです。
また聖和学院では、1987年に高等学校英語科を設置して以来、「教養教育の実施」を教育目標の一つに掲げてまいりました。たとえば「国際理解教育(英語科)」や「国語表現(国語科)」の授業では、「教育・環境・福祉・政治・経済・医療」などのテーマに沿って ディスカッションやディベート、小論文の作成に取り組んでおります。なお 昨年度だけでも、国語科では「中学生ビブリオバトル関東大会」で準優勝(東京・千葉・埼玉の進学校から参加者がおりました)、「逗子市主催 ずし中学校・高等学校ディベート大会」で準優勝いたしました。
このような、さまざまなカリキュラムを通して「相手の話をよく聞き、自分自身のことばで自らの考えを発信する力」――つまり思考力・知識の運用力・表現力・判断力を養うことに力を注いでまいりました。国際社会の現状を見つめ、そこから課題と解決策を見出す作業は、生徒一人ひとりが「22歳の夢」を実現し、「社会に貢献することのできる女性」に成長するための礎となると考えております。
2020年より行われる予定の大学入試改革に先立ち、文部科学省では「思考力・判断力・表現力」の養成を目標とする見解を発表いたしました。これは、本学院が1987年以来育んできた「読解力・思考力・表現力」と一致しております。
このように 「国際社会で求められる力」と「本学院の育てたい力」が一致したことを受けて、2017年より、意欲的に学ぶ志をもった小学生の皆さまに これまで力を入れて取り組んできたことや、これから学びを深めたいことを伝えていただく形の「プレゼンテーション型」入試を実施することとなりました。