4月7日に、満開の桜のもと、入学式を行いました。
コロナ禍の制限の中でしたが、先輩たちの心温まるメッセージや、ハンドベル演奏などで入学を祝いました。
下記は新入生代表者の「入学の辞」、在校生代表者の「歓迎の辞」です。
■入学の辞
あたたかな春の風に歓迎を受け私たちは聖和学院中学校・
これから「温順、勤勉、愛」
私たち新入生はまず、本学院の良き伝統である、挨拶を受
また他者との絆を尊び、互いに気遣
そうした学院生活の中、ときには努力を
それを「挫折」させるか「糧」
世界情勢が不安定な今、考
校長先生をはじめ、諸先生方、
最後になりますがこの佳き日に素晴
■歓迎の辞
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
春風に吹かれ、桜の樹も若葉も揺するこの佳き日に、皆様をお迎えできますことを大変うれしく感じております。
在校生一同、皆様と本学院で生活を共に過ごす日を、心待ちにしておりました。
さて、新入生の皆様は、聖和学院での新たな生活が始まろうとしている中、この日をどのようなお気持ちで迎えられましたか。
私が入学したときは、新たな環境で過ごすことに少しの不安を感じておりました。
しかしそれと同時に、様々な場所から集まった仲間たちと、たくさんの思い出を作れることに胸を躍らせておりました。本日は皆様の心にある不安がなくなるよう、聖和学院の魅力について少しだけお話しさせていただきます。
ここ聖和学院は「愛」にあふれている学校です。ご存知の方もいらっしゃるように、学院生活を通してクラスメイト一人ひとりと深く関わることができます。そのため、授業でわからないところがあれば、仲間と教え合い、誰かが困っていれば、優しく声をかけ相談に乗ります。また少人数だからこそ、先輩、後輩間の距離が近く、全校で行う行事も多いため、信頼できる先輩や後輩に出会えます。そして聖和学院の先生方は、生徒一人ひとりと学習面はもちろんのこと、生活面でも真剣に向き合ってくださるので、安心して学院生活を送ることができます。これらは、一見当たり前であるように思えますが、とても貴重なことです。誰かのために笑い、誰かのために泣き、誰かのためを想って一生懸命に努力できる。聖和学院にはそんな生徒が多いように感じます。
今年度は、学院の一大イベントでもある聖和祭が行われます。他にも球技大会、体育祭、クリスマス音楽会などがありますが、どちらもクラス、あるいは先輩、後輩と力を合わせ、全力で競い合う、とても楽しくて盛り上がる行事です。また「防災・減災プロジェクト」では、仲間と共に、社会へ貢献することができます。活動例といたしましては、昨年度、逗子ハイランド自治会の皆様と防災ハンドブックやマニュアルを共同で作成いたしました。このように、一人ひとりの探求心を形にするため、行動することができるのも、聖和学院の魅力です。
学院生活の中で、ときには、つらく悲しいこともあるかもしれません。しかしどんな時も、ひとりではないということを忘れないでください。いつでも隣には、大切な仲間がいます。聖和学院でかけがえのない日々を送るために、先輩や後輩。校長先生をはじめとする諸先生方。そしてクラスメイトを信じて頼り、ぜひ多くの気づきや、学びとの出会いを楽しんでください。
そして校訓である「温順・勤勉・愛」のことばを胸に、新入生の皆様が、有意義で充実した時間を過ごされることを願い、私の歓迎の辞とさせていただきます。